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魔方陣　と　２進数


２進数のことはわかったでしょうか？
今回は以前勉強した魔方陣をこの２進数的な考え方で分解してみよう。

魔方陣のうち、４次変換の法則で作ったものからです。
忘れた人はこちらで見てね。

スタートの表と、出来上がりの魔方陣とを もう一度ならべます
スタートの表 １６ １２ 　８ 　４ １５ １１ 　７ 　３ １４ １０ 　６ 　２ １３ 　９ 　５ 　１	魔方陣 １６ 　５ 　３ １０ 　２ １１ １３ 　８ 　９ 　４ 　６ １５ 　７ １４ １２ 　１
数字ばかりではわかりにくいので、 記号と数字で表すことにします。 ここで、 １＝Ａ　、　５＝Ｂ　、　９＝Ｃ　、　１３＝Ｄ そうすると、 スタートの表の １、２、３、４　は Ａ＋０、Ａ＋１、Ａ＋２、Ａ＋３　となります 同じように、５、６、７、８　は Ｂ＋０、Ｂ＋１、Ｂ＋２、Ｂ＋３　となりますね。 あとは、９、　・・・は　Ｃ＋０、・・・ １３、・・・は　Ｄ＋０、・・・ どうですか、２進数のように分解できましたね。 この分解した、記号と数字で魔方陣を見てみよう。
記号と数字で 分解した魔方陣  Ｄ ３  Ｂ ０  Ａ ２  Ｃ １ Ａ １ Ｃ ２ Ｄ ０ Ｂ ３ Ｃ ０ Ａ ３ Ｂ １ D ２ Ｂ ２ Ｄ １ Ｃ ３ Ａ ０
どうですか？ どの行、どの列、ナナメ　をみても Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ　と　０、１、２、３　が それぞれ１個づつ入っていますね。 複雑なものでも、このように基本的なもので分解してみると、なるほど、 と　わかります。 ☆　　新魔方陣に挑戦してみよう　　☆ では、この　Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ　と　０、１、２、３　の組み合わせを替えて見ましょう。 そして、別の魔方陣を作ってみます。
記号と数字の 組合せを変更 A ０ C １ D ２ B ３ B ２ D ３ C ０ A １ C ３ A ２ B １ D ０ D １ B ０ A ３ C ２	A=1、　B=５、　C=９、　D=１３ であるから （新）　魔方陣 １ １０ １５ ８ ７ １６ ９ ２ １２ ３ ６ １３ １４ ５ ４ １１
どうですか？　　新しい魔方陣ができましたね　！ ２進数は、まだまだ私たちの身近なところで活躍しているよ。

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（制作：2003/12/14/無断転載禁）

                              

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